アンジョリロゼールチーズ

 わーい(嬉しい顔) 2010年12月製造開始予定

 

なぜ、アンジョリロゼールでナチュラルチーズを作るのでしょうか?それには30年前の話をしなければなりません。この文章を書いているのはアンジョリロゼールの管理者です。私は30年前の大学4年の時卒業研究に非熟成タイプのチーズの製造と一般成分の分析を選びました。選んだ理由は当時の東北福祉大学教授中西武雄先生のチーズへの情熱に感動したからです。先生は東北大学名誉教授で、東北大学を定年退官し福祉大学へ来られました。そして私は、中西先生以下現在、東北大学農学部大学院教授斎藤忠夫先生や東北福祉大学畠山英子教授、今は大妻女子大学に移られた松本憲一教授(当時は20代の先生たち)の指導で食品の化学分析や、微生物実験、ガスクロや原子吸光やらの機器を使い実験をしていました。中西先生からは畜産物利用学を学びました。当時は原料乳が大量に余っti-zuていた時代で、赤い染料で染められ廃棄される牛乳が大量にみられる時代でした。そうした中、先生は牛乳の消費拡大のためには日本ではまだあまり流通していない国産のチーズを作ることを提唱されました。チーズ製造について外国の文献を日本酪農科学会誌に紹介されていました。私たち学生にも、チーズの試食をさせてみたり、全然知識のないカマンベールやブルーチーズなどカビを利用したチーズを盛んに学生に説明していました。先生もオリーゼチーズ(こうじかびを利用したチーズ)を作られていました。私はそうしたことに影響されてか就職は、岡山の乳業メーカーに勤め、原料乳の検査や、牛乳処理係で牛乳の殺菌処理をしたりしていました。ヨーグルトやコーヒー用の生クリーム、低温殺菌牛乳も作ったことがあります。1か月100時間になろうかという残業もやったことがあります。深夜勤務、早朝勤務などさまざまな仕事を牛乳工場でやりました。その後福祉関係の仕事に転身、いろいろな経緯があって、今の仕事へと続きました。そして30年前の夢であったチーズの製造がこの仕事をすることによって実現することになったのです。(尚、チーズ製造機器の整備は日本財団様よりの助成金で行います)

 

        写真は蔵王酪農センターでの製造実習の様子です